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あまり好きじゃ無い山陰道。 は、長大な霊場か?

米子市を東西に貫く高速自動車道に山陰道があります。

ここ数年で開通部分が延び、出雲や鳥取市方面のアクセスが各段に良くなったそうです。

が、きっどはこの道、あまり好きではありません。

第一に、片側1車線で対面通行部分も多く、あまり速度を出したくないきっどなどは、後続車が気にかかりストレスを感じるからです。

同時に、制限速度30kmオーバー巡航を保っていても、それ以上の異様な速度で煽りをくれる車両も多く、尋常でない恐怖を感じることも多々あるためだろう・・・と感じます。

この、お世辞にも広さに余裕のない自動車道において異様な速度で煽られたという体験は、周囲の証言や地元新聞投稿にも見られるように、日常的に生じているようです。
たしかに全国を車両で旅したきっどにとっても、ここまで恐怖を感じる道路はなかったゾ・・・
と、すこし異質な高速道のように感じていました。

今日、そんな山陰道、米子市内で、またまた事故が発生しました。
通行止めが行なわれ、一時旧道が騒然となったようです。
事故現場は、普段からきっどの嫌う、事故多発地の某トンネル付近のiC。

実はそこ、開通時に、江戸期から続く集落墓をゴリ押しで開削。
ろくに供養もせず計画を通してしまった場所と後に聞き、妙に得心した場所でもありました。

実際、山陰道は、古墳などの古代遺跡の宝庫。
今でこそ田畑山林のイメージが強い山陰ですが、弥生時代から存在感を増す、強大な勢力が暮らしていたのは疑いのない事実。
現代では何の障害もない空閑地でも、一皮向けば、古代の一大集落、そして墳墓が眠っている地なのです。

以前書いた、文化財軽視の議員達が闊歩する土地柄、地域の歴史の解明が進まないジレンマを抱えたまま、この古代国家の亡き後、ごり押しで開発を進めてきました。
せめて大地の霊の怒りをかう道でないよう、祈るしかありません
。。。。(゚△゚;ノ)ノ。

とりあえず、霊感のないきっどは、尻ぺたで信じられない速度で煽ってくる後続車に、現実の恐怖を感じるのでありました。

今度、煽ってくる車を良く見てみようか?
案外、顔のないドライバーが運転してたりして。。。。

安全運転、よろしくお願いいたします。
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モノクロの美酒。 高橋葉介 短編作に酔う♪

また、ストイックな日々が続いております。
仕事が明けるとアトリエに閉じこもり、ひたすら120号油彩画に向かいます。
一切外出できず、日の光も浴びていません。
かなり憔悴しております。。( ノД`)

昨日は、調査ロボットが福島原発に突入。久しぶりに胸のすく話題になると思いきや。。残念でした。。
デモンストレーションでは、脅威の科学技術を知らしめる日本のロボットですが、実戦ではまだまだ難関が控えているのでしょうね。
スーパーXや、富士壱號のように、秒殺を揶揄される存在にならぬよう、頑張っていただきたく思います。

心身ともにかなり疲労しておりますが、モチベは堅持しております。
こんなとき思うのが、お絵かきを始めた当初のころ、夢中になって画風を真似したり、コレクションした漫画やアニメ。
一世を風靡した作品から、じわじわと人気作になったもの。数々の思い出は慰みです。
なかでも、きっどコレクションの中で異色を放っていたのが、「高橋葉介」先生の、一連の幻想短編でした。

現在でこそ怪奇ホラー作家でくくられる先生ですが、初期の作品は、血、や、化け物の跋扈によらない幻想的な物語が多くありました。
それはもう上質のお酒をたしなむような物で、お伽的空間からの誘惑に、子供心に酔いしれました。
絵柄も素敵で、白黒バランスのとり方や、地上にない遠い異国を感じさせる芳醇さに大変魅了されました。

夢幻紳士発表から、連作作家となってゆきます。きっどもこのころから作風も定まり、模写などからは遠ざかりましたが、夢幻紳士アニメ化の祭、魔実也の声優を誰にするかファンアンケートに投じたことがあります。
貢献すれば、テロップに名前が載るということで張り切りました。
このとき、怪奇編になるか、活劇編になるかハッキリしておらず、怪奇~なら、超人ロックの「難波圭一さん」。活劇~なら「戸田恵子さん」としました。
結果、活劇仕立てで、声優は「戸田恵子さん」となりましたが、アンケートの貢献度が低かったか、テロップに名前は載りませんでした(;д;)
良い思い出です。

数年前、高橋先生の個展があったと聞きました。見過ごしてしまい無念です。
これからも一ファンとして応援させていただきます!

↓高橋葉介先生の初期作 「仮面少年」 をまねて、お絵かきソフトで。
漫画って、こんな形で表現できるのか。。。。と、初見で衝撃が走りました。
雲形定規模様を最近描かれないのが残念。
高橋葉介 仮面少年

孤高の大人劇を描く、谷口ジロー先生。さようなら。。。

昨日、漫画家、谷口ジロー先生の訃報をニュースで聞きました。

鳥取出身の大御所作家が、また逝ってしまいました。

実は、きっどは谷口先生の作品をよく知りませんで、当県出身者であることも、移住後知った次第です。

さすがに名前は存じ上げていましたが、とつとつとしたイメージで派手さのない大人の漫画を描かれていることぐらいしか頭になく、特段愛読もしていませんでした。

やっと手にしたのが、「神々の山嶺」
神がかり的な技術を持ちつつ、過去の傷に苦しむ登山家と、その登山家に魅せられ巻き込まれてゆくカメラマンの物語で、夢枕獏の小説が原作。
きっどは過去に、役者によるラジオドラマ版を拝聴したことがあり、
狂気のように高みにこだわる羽生を「江守徹」が、
羽生を取り巻く事件に立ち向かう深町を「永島敏行」が演じたため、脳内主役は以降この二人でした。
ただ、谷口先生の筆致はこれを華麗に覆し、ビジュアルはふたたび刷新されたのでした。
谷口先生だからこそ描けた、二人の野心家像だったかもしれません。
(劇場版登場は、このずっとあとです)

続いて手にしたのが「孤独のグルメ」
原作は、まさかのカルト作家(違う違うww!)、久住昌之。
(ガロの漫画「かっこいいスキヤキ(原作)」とか、駅弁ハードボイルド「夜行(原作)」とか。近年は「野武士~(エッセイ)」とか。大好きであります。)
で、確かに久住先生にしか扱えないテーマにおいて、、、まさかの谷口先生が作画。
でも、良くなじみます。日常モノローグ物も谷口先生はお上手でした。
つぶらな瞳のオジサンの日常。。。描ける人はほとんど居ないのではないでしょうか。

「さまざまな日々」というものを背負う、人々の姿。
そのような難しい劇画を綴ることのできる、無二の先生だったように思います。

ご冥福をお祈りいたします。

アーチスト助成?やるからには一生面倒を!(2)

近くでは、瀬戸内の芸術イベントが経済効果をもたらしているので、一丁当県でも、、、という思惑は分からないでもありません。

ただ、イベントはともかく、アートそのものが受け入れられるかどうかはギャンブルです。
アーティスト招待助成は、いまのところ県内の団体が行なうものに限られるようですが、選考はなるべく自由な発想で、さまざまな作家が招待されることを望みます。
また、助成よりもっと大事なことを忘れてはいけません。
瀬戸内の方々のように地域を上げて盛り上げ、アーティストが孤軍奮闘しないよう、応援してゆくことが一番大事に思います。

いまひとつ煮え切らないのが、アーティストリゾート推進事業内でうたう、移住定住の問題。
地方では、よほど中央と太いパイプを持ち、蓄えに余裕のある作家でないと、創作だけで日々は暮らせません。
「定住してくれればうれしいけど、創作で暮らせなければ自己責任ね。。。」的な、行政の及び腰が見え隠れする要綱です。

たしかに、自己責任です。

が、中央都市部のように副業やバイトを選べない地方では、この問題の進展には壁が残ります。
本当にアーティストが健やかに創作できる鳥取になるかは、まだまだこれからに思います。

しかしながら、時代はかなり変わりました。
きっどが移住したころは、「絵を描いて暮らしたい」などと、決して周囲に言えませんでした。
なにより、移住の動機を疑われ、就職に不利をもたらしました。
当然、会社が第一となり、創作で忙しいときにも、勤めを優先させる暮らしです。
今は、「絵を描くため移住したいです」。。。。と堂々と言えることを、この事業は物語ります。

アーティストの暮らしは安定しません。彼らの招致・ないし定住を求めるなら、それを承知で丸ごと受け入れてほしいと思います。
創作に関わるすべての助成(下支え?)は、一生続けなければいけません。
その作家の創作物だけ欲しがるような真似は、しないでほしいと思います。

アーティストリゾート推進事業の詳細はこちらから

アーチスト助成?やるからには一生面倒を!(1)

県政、市政になるべく協力的に暮らしているきっどですが、今回やや懐疑的心境を吐露します。

今年で4回目となる、米子市美術館主催の「若手作家支援展」なるものが3月中旬から開催されます。

この企画自体大変意義あるもので、郷土ゆかりの「若い」作家さんを、地元でも もっと盛り上げてやりましょうという好事業。
文化芸能で頑張る若い人たちに、個人では伝えるのが難しい応援の気持ちを、うまく相手に届けてくれそうです。

ところが、、、、です。

そこに選ばれる作家さんは、大抵中央にて独立し、国際的にも成功されていて、あえて支援や、育成をうたう事業に担ぎ出す方々ではないように感じるのです。 
そんなすごい作家さんが米子ゆかりの方であることを前面に出すなら、「ご招待」ではいけないのでしょうか?
地元では残念ながら一切活躍されず、中央のみで名が知れる方も多く居るわけですから、そんな作家さんを紹介しましょう!で、よいわけです。

それよりも本当に支援しなければならない若手作家さんが、きっとどこかに居る!と考えるべきです。
きっどなら、学生さんにもその手を伸ばします。
海外に出ることよりも、郷土に貢献したいような人なら、なおさら応援したく思うのですが。。。
いかがでしょう??

県のほうでは、アートを移住定住と結びつけて、もう少し大きなプロジェクトとして考えているようです。
平成26年から打ち出した「アーティストリゾート鳥取推進事業」なる政策戦略もそのひとつです。

町おこしに帰結するアートイベントに関わる作家や団体へ活動費の助成、ならびに移住定住についても助成を行なうことが主な内容。
中央のエリート人材を、好待遇で引き入れようとする某自治体と政策は異なりますが、アートという技能を生かして当地で活躍したい作家には、良いマッチングの場かも知れません。

(2)に続きます。

米子市美術館 若手作家支援展 はこちらでも

謎解きもまた楽し。上淀廃寺跡見学( ^ω^ )

昨日は、上淀廃寺跡の見学に行きました。
紙模型設計。春の納期を目指し、脳内建立を早めなければなりません。

現地形をジオラマベースに盛り込んで、デザインしようと目論んでいます。
というのも、CG復元案などに見られる寺域について、奈良など同時代の寺院を参考にしているとはいえ、ここが大山山麓部であることを踏まえた明確な地形アピールがあってもいいのでは?と考えているからです。
発掘調査報告書を読みといてゆくと、実際、旧山陰道から見上げるような斜面地に寺院跡があります。
伽藍配置はその斜面を彩るようなものであればいいよな。と、作家魂が訴えます。

そういうことを踏まえつつの現地見学。
調査報告書の等高線を現地で確認できれば、模型の設計がぐっと進みます。
学芸員が同行、案内にたちました。

実際、不思議な暖斜面地に、伽藍の基壇が設置されていました。
現代の地形かく乱がないのは、基壇などの基部がハッキリしていることからも分かります。
この傾斜は、往時の参拝者も体験していた傾斜です。
日本海に向けて下ってゆく斜面。氾濫原となる河川への斜面。二方向にむかって傾斜しています。
きっどの読みが当たってきました。

ひとつがハッキリすると、また別な謎が浮かんで来ます。

隣接して並ぶ2つの塔の芯礎にも高低差がありました。

が、。。。。これは困った
。。。2つ並んだ塔が、段違い?????

そんなことがありえるのかは、当時の住職にしか分かりません。
同行の学芸員も、ミステリーのひとつとして、頭をひねっていました。

そんなこんな。3歩進んで2歩下がるの製作記。また続きを記したいと思います。

最後に寺域エレベーションのスケッチを載せてみます。
縮尺は正しくありませんが、面白さが分かります。

上淀廃寺エレベーションスケッチ図

上淀廃寺 北から
図面とは逆になりますが  右=東   左=西    となります。

幕末の名工、川六。 震災に耐えた一流アート。

昨日のNHK地域ニュースにおいて、「石工 川六」の製作した「狛犬」などを防災専門化が視察した。とありました。
去年10月の県中部域の震災でも、彼の作品はまったく倒壊被害がなく、その秘密に迫りたい。。というところでしょうか。

「石工 川六」は、江戸期幕末まで活躍した鳥取の石工さんで、狛犬などを美しい彫刻とユニークな造形で魅せるアーチストでもあります。ファンも多く、作品めぐりなどの企画も行なわれます。

西因幡を中心に活躍されたため、伯耆住民のきっどはなかなか作品巡りなどはできませんでしたが、初めて目にしたのは、鳥取市鹿野町・鷲峰山(じゅうぼうざん)ふもとの「鷲峰(鷲峯)神社」を詣でたとき、たまたま遭遇した境内の狛犬でした。
「えっつ!これが狛犬!!」とまずはビックリしてしまいます。
おもわずきゅんとくるまん丸お顔に、「あ」を形作るお口がプニッとしていて実にかわゆい(失礼)。
しかしながら景観と美しく調和し、神社の風格を一切損なうことなく存在しています。
なるほど、すべての作品を見たくなるのも道理です。

が、そのすばらしい仕事ぶりは造形の美しさだけではなかった、、、と今回のニュースは伝えました。
伝統技法に裏打ちされた、耐震構造もその一つであったといえます。

単なる奇抜な造形で一時的に名を得ることは出来ましょう。
その中でも、長く人々に尊ばれながら災害を乗り切る作品を残し、文化遺産と呼ばれるまでの仕事を成した、川六という名工。
作品とともに、この超一流アーチストの名を末永く伝えるべきだと思うのでしたヽ(≧∀≦)ノ

石工川六 鷲峰山 鷲峯神社
↑川六作、狛犬「あ像」 「鷲峰山」 「鷲峯神社」

鷲峯神社配布資料
↑鷲峯神社での配布資料

研究・紹介サイトもたくさんあります。ぜひご覧下さい!
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