謎解きもまた楽し。上淀廃寺跡見学( ^ω^ )
昨日は、上淀廃寺跡の見学に行きました。
紙模型設計。春の納期を目指し、脳内建立を早めなければなりません。
現地形をジオラマベースに盛り込んで、デザインしようと目論んでいます。
というのも、CG復元案などに見られる寺域について、奈良など同時代の寺院を参考にしているとはいえ、ここが大山山麓部であることを踏まえた明確な地形アピールがあってもいいのでは?と考えているからです。
発掘調査報告書を読みといてゆくと、実際、旧山陰道から見上げるような斜面地に寺院跡があります。
伽藍配置はその斜面を彩るようなものであればいいよな。と、作家魂が訴えます。
そういうことを踏まえつつの現地見学。
調査報告書の等高線を現地で確認できれば、模型の設計がぐっと進みます。
学芸員が同行、案内にたちました。
実際、不思議な暖斜面地に、伽藍の基壇が設置されていました。
現代の地形かく乱がないのは、基壇などの基部がハッキリしていることからも分かります。
この傾斜は、往時の参拝者も体験していた傾斜です。
日本海に向けて下ってゆく斜面。氾濫原となる河川への斜面。二方向にむかって傾斜しています。
きっどの読みが当たってきました。
ひとつがハッキリすると、また別な謎が浮かんで来ます。
隣接して並ぶ2つの塔の芯礎にも高低差がありました。
が、。。。。これは困った
。。。2つ並んだ塔が、段違い?????
そんなことがありえるのかは、当時の住職にしか分かりません。
同行の学芸員も、ミステリーのひとつとして、頭をひねっていました。
そんなこんな。3歩進んで2歩下がるの製作記。また続きを記したいと思います。
最後に寺域エレベーションのスケッチを載せてみます。
縮尺は正しくありませんが、面白さが分かります。


図面とは逆になりますが 右=東 左=西 となります。
紙模型設計。春の納期を目指し、脳内建立を早めなければなりません。
現地形をジオラマベースに盛り込んで、デザインしようと目論んでいます。
というのも、CG復元案などに見られる寺域について、奈良など同時代の寺院を参考にしているとはいえ、ここが大山山麓部であることを踏まえた明確な地形アピールがあってもいいのでは?と考えているからです。
発掘調査報告書を読みといてゆくと、実際、旧山陰道から見上げるような斜面地に寺院跡があります。
伽藍配置はその斜面を彩るようなものであればいいよな。と、作家魂が訴えます。
そういうことを踏まえつつの現地見学。
調査報告書の等高線を現地で確認できれば、模型の設計がぐっと進みます。
学芸員が同行、案内にたちました。
実際、不思議な暖斜面地に、伽藍の基壇が設置されていました。
現代の地形かく乱がないのは、基壇などの基部がハッキリしていることからも分かります。
この傾斜は、往時の参拝者も体験していた傾斜です。
日本海に向けて下ってゆく斜面。氾濫原となる河川への斜面。二方向にむかって傾斜しています。
きっどの読みが当たってきました。
ひとつがハッキリすると、また別な謎が浮かんで来ます。
隣接して並ぶ2つの塔の芯礎にも高低差がありました。
が、。。。。これは困った
。。。2つ並んだ塔が、段違い?????
そんなことがありえるのかは、当時の住職にしか分かりません。
同行の学芸員も、ミステリーのひとつとして、頭をひねっていました。
そんなこんな。3歩進んで2歩下がるの製作記。また続きを記したいと思います。
最後に寺域エレベーションのスケッチを載せてみます。
縮尺は正しくありませんが、面白さが分かります。


図面とは逆になりますが 右=東 左=西 となります。
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